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ペットの癌の種類

犬の三大がんは、乳腺腫瘍、肥満細胞腫、リンパ腫となっています。
その中でも、犬がもっともかかりやすいのが乳腺腫瘍です。とくに、高齢のメスは要注意です。


乳腺腫瘍

犬の場合

犬や猫などの動物は人間と比べ乳頭がたくさんありますので、体の構造からして乳腺腫瘍になりやすいといえます。
メス犬の全腫瘍の約50%といわれるほど、かかりやすい病気と言われています。
また乳腺腫瘍には、良性と悪性があり、約50%が悪性といわれ、リンパ節や肺に転移する可能性が高い恐ろしい病気です。

胸や脇の下から下腹部まで広がる乳腺のあちらこちらにできることが多く、気が付けばオデキ(腫瘍)のようなものが胸・腹部一面に点在していて発覚するケースがほとんどです。
原因は、体質や環境、食べ物、生活習慣など、さまざまな要素が組み合わさっており、特定することはきわめて難しいと言われておりますが、女性ホルモンとの関連性がきわめて高いと考えられています。
ただし、女性ホルモンが関わると見られるものは悪性度の低い症例が多く、一般的にメス犬が5歳以上になると、乳腺腫瘍を発症しやすくなるというデータもあります。


猫の場合

乳腺腫瘍は猫がかかる腫瘍のなかでも3番目に多く、その90%が悪性腫瘍(乳がん)です。
初めは指先にわずかに感知できるかどうかだったシコリがどんどん増殖し、ひどくなれば薄い表皮をやぶって外に不気味な姿をして現れてくることもあります。また、身体のあちこちに転移して、手遅れになっている場合がほとんどです。

犬同様猫の乳腺も、胸や脇の下から下腹部に広がっていて、乳腺のどこに発現するかはわかりません。
犬の場合は女性ホルモンとの関連性が高いといわれていますが、猫の乳腺腫瘍の場合は因果関係が特にあきらかになっていません。 ただし、乳腺腫瘍が発見されるメス猫は、10歳前後が最も多いことからわかるように身体の老化、免疫力の低下などにしたがって、発症する確率が高くなるといわれています。
また、確率としては、避妊手術を行っていない場合と早期に避妊手術を行った場合とでは、前者の方が7倍の危険率があると言われています。

小さなシコリ、オデキのようなものが愛猫の乳腺のどこかに確認されれば、一刻も早く動物病院で検査を受ける必要があります。 その細胞組織が乳腺腫瘍かどうか良性か悪性かを判断してもらい、すぐに手術などの治療を受けることが何よりも大切です。


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肥満細胞腫

犬の場合

肥満細胞腫とは、肥満細胞が癌化したものです。(肥満細胞とは、体のいろんなところに存在し、アレルギー反応や炎症反応、免疫反応に深く関わっている細胞です。)
犬の腫瘍のなかで、乳腺腫瘍に次いで多いのが皮膚腫瘍であり、その皮膚腫瘍のなかで最も多いのが「肥満細胞腫」です。決して肥満だからなるわけではありません。とくに、高齢期の犬や猫に目立つ病気です。

症状は様々ですが、体表に発症する場合が多く、触るとしこりのようになっています。
皮膚のどこかにしこりができ、そこから出血したり、蚊に刺された跡みたいに皮膚の一部が赤く腫れていたり、あるいは外見上ほとんど判別できなかったりしますので、外見から判断するのは難しい病気です。
ただし、しこりが急速に大きくなった場合には、「もしかしたら、肥満細胞腫かも」と疑って早めに検査をする必要があります。 良性のものは肉眼で見た場合、直径1~4cmであり増殖は緩やかで表面の脱毛はあるものの潰瘍化はまれです。 悪性のものは増殖が急速で、腫瘍の周りに炎症が起こり、赤みが強く、潰瘍化する傾向にあります。
また、転移により内臓など、体内の肥満細胞が腫瘍化すれば嘔吐や下痢、食欲不振が続いたりすることもあります。

肥満細胞腫は悪性度が高く、性質が悪い場合、体のあちこちに転移して助からない場合もあります。
では、なぜ肥満細胞が腫瘍化するのか、はっきりとした原因は不明です。
ただし、高齢期の犬や猫に発症しやすいことから、老化で免疫機能が低下するにつれて肥満細胞の腫瘍化を防ぐことができなくなってくるとことが原因といわれています。

猫の場合

犬と異なり、肥満細胞型(皮膚型肥満細胞腫)と組織球型(内臓型肥満細胞腫)の2つのタイプが存在し、発症しやすい年齢として肥満細胞型は平均10歳くらい、組織球型は平均2歳くらいで見られる傾向にあります。
全体的にやはり皮膚型が多く内蔵型は少ないといえます。しかし内蔵型において猫は犬と比べれば多いのが現状です。
内蔵型は、老齢で見られ、脾臓や消化管に発生します。 皮膚型は頭部や首のまわりに多く発症しますが、小さな硬いしこりが1個だけポツッとできることが多く、体のあちこちにできることもあります。

脱毛を伴う場合もあります。 内臓型はおもに脾臓や肝臓、小腸に発症します。初期には軽度の嘔吐や下痢が見られ、腫瘍の進行によって嘔吐や下痢がひどくなってくることがあります。
また、次第に元気がなくなり食欲も減り体重も徐々にへりやせ細ってきます。やせているのにお腹が張り、触ってみるとしこりが感じられたりする場合は注意が必要です。
脾臓や腸管などにできる内臓型の多くは悪性度が高く転移しやすいため命の危険性があり非常に注意が必要です。
肥満細胞腫が発生する原因自体はよくわかっていません。 ただし、老齢に多いことから免疫低下による猫免疫不全ウイルス(FIV)との関連も疑われています。


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悪性リンパ腫

犬・猫の体にも血管と同じく、全身に張りめぐられたリンパ管があります。 その中に点在するリンパ節やリンパ器官の中で、白血球の一種であるリンパ球が癌化するのがリンパ種です。
猫のがんは9割が悪性腫瘍です。犬の癌のなかでも、二割程度の犬がリンパ腫にかかっています。
リンパ腫は、多中心型、前縦隔型、消化器型、皮膚型に分けられます。
犬の場合、「多中心型リンパ腫」が大半です。 猫の場合、「消化器形リンパ腫」が多いと言われています。

多中心型

<特徴> リンパ腫の8割程度は、この多中心型に当てはまります。 体の表面(下あご、股の内側、膝の裏など)にリンパ節が何箇所も腫れてくるので、発見が早いタイプです。

<症状> リンパ節が大きく腫れても、痛がったりすることはないので初期の段階では気づくことは難しいでしょう。症状が悪化してくると、下痢や嘔吐、食欲の低下、痩せてくるなどの変化が見られます。末期では痩せてきて、免疫力も低下し、肝臓や脾臓にリンパ腫が見つかるケースが多くなっています。

前縦隔型

<特徴> 前縦隔型とは、胸腔内にあるリンパ節が腫れるもので、リンパ腫の中でも全体の5%がこのタイプです。

<症状> 胸腔内にあるリンパ節が腫れるため、呼吸が苦しくなり、咳やチアノーゼなどの呼吸器症状が現れます。また動きまわることを避けるようになり、頭部や前足にむくみがみられることもあります。

消化器型

<特徴> 消化器型は、消化管のリンパ組織やリンパ節が腫れるもので、がんが消化器から広範囲に広がっていくのが特徴です。

<特徴> 嘔吐や下痢、食欲不振により痩せるなど消化器症状が現れるのが特徴です。

皮膚型

<特徴> 皮膚型の場合は、皮膚に腫瘍として現れるもので、大きさの様々なできものや斑点、脱毛など皮膚の変化がみられます。かゆみをともなうので、噛んだり引っかいたりして悪化することがあります。

<症状> かゆがる、脱毛、皮膚の赤み、皮膚がむけるなどの症状が見られます。また、腫瘍が化膿してくることもあります。

犬の場合

悪性リンパ腫の原因は、まだ明確には解明されていませんが、遺伝が要因となっていると考えられています。


猫の場合

多くの場合、発症するリンパ腫のほとんどが猫白血病ウイルスによるものだと考えられています。このウイルスがリンパ腫を引き起こすことは明らかになっています。 他にはエイズウイルスにかかっている場合も、発症の危険性は高く、他のガンのように、自分の細胞がガン化して起こることもあります。


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ペットにも襲いかかる白血病の脅威

発症すると死に至る確率が高い白血病は、人間だけではなく実はペットにも襲い掛かります。 白血病は血液の癌と言われていますが、正確には血液を構成する血球の癌です。 血液中の血球を作りだす細胞がガン化してしまうため、全身にがん細胞が行き渡ります。

発症するとどうなるの?

犬の場合

犬が白血病を発症した場合、種類によって症状は異なりますが正常な白血球が減少するために細菌やウイルスに対する抵抗力がなくなり、細菌感染になりやすく発熱や肺炎などの感染の症状を起こすことがあります。
また、元気がなくなり、嘔吐・食欲不振・関節痛・各臓器の肥大・貧血・息切れ、ふらつき等様々な症状も現れます。


猫の場合

発症すると80%の猫が3年以内に死亡すると言われています。 ネコ白血病ウイルスを発症したネコの体内では、白血球や赤血球の減少や異常増殖が引き起こされています。 免疫力が低下し様々な病気が治りにくくなるので、傷が治りにくい、下痢がつづく、歯ぐきが白い、痩せた、元気がない等の症状を起こすことがあります。

ウイルス感染によって引き起こされる病気で、白血病に似たような症状が特徴的ですが、特に貧血症状には注意が必要で、これが死亡原因に繋がることが多いようです。

発症の原因は?

犬の場合

犬がなぜ白血病を発症するのか、明確なメカニズムや原因はまだ解明させていないようです。 ただし、現段階の研究で考えられる要因の一つとして白血病の原因は血液細胞の遺伝子レベルの異常だという事がわかってきているそうです。
また、生まれつき、免疫不全や染色体に異常がある場合にも、白血病になりやすいという事がわかってきています。 放射線・抗がん剤なども白血病を引きおこす可能性があるとも言われています。


猫の場合

一方、猫の場合、ネコ白血病ウイルス感染症と呼ばれる病気にかかる可能性があります。
主に外で感染することが多く、感染猫とのグルーミング、ケンカの咬み傷からなど感染猫の唾液による経口感染例が多く、母子感染も珍しくありません。
ウイルスは感染猫の唾液、涙、糞尿、血液、乳汁中に存在してますので、感染猫との接触には十分注意が必要です。


白血病の種類

人間同様動物の白血病も複数種類に分類され、癌化した白血球が芽球の状態で急速に増加する急性と、白血球が育つ全ての段階で増える慢性に分類され、さらに癌化した細胞の種類によって骨髄系細胞が癌化する骨髄性とリンパ系細胞が癌化するリンパ性に分類されます。


■骨髄性白血病■

白血球の中の顆粒球系細胞が増加するものを骨髄性白血病といいます。 血を造る機能をもつ骨髄が腫瘍で占められ、正常に働かなくなり、正常な赤血球、白血球、血小板が減少して貧血を起こしたり、元気がなくなり、熱が出たりします。
骨髄性白血病には急性骨髄性白血病・慢性骨髄性白血病や好酸球性白血病、好中球性白血病等が挙げられます。


■リンパ性白血病■

リンパ性白血病には未熟なリンパ球が増加する「急性リンパ性白血病」と成熟したリンパ球が増加する「慢性リンパ性白血病」に分けられます。 これらは骨髄やリンパ系組織の中で発症します。 慢性リンパ性白血病は成熟リンパ球が末梢に多数出現するもので通常犬は無症状のことが多いが血症を伴うこともあるようです。

■肥満細胞性白血病■

肥満細胞腫のうち肥満細胞が末梢血中に多くみられた場合に肥満細胞性白血病と呼ばれます。 明らかな皮膚病変がみられ、末梢血中に肥満細胞がみられるものは肥満細胞血症と呼ばれます。


■多発性骨髄腫■

形質細胞が骨髄を主病巣とし腫瘍を増殖する疾患を骨髄腫と言います。 病変の広がり、増殖様式により多発性骨髄腫・びまん性骨髄腫・孤立性骨髄腫 等があり、多発性やびまん性が最も多く見られ、多発性骨髄腫は骨髄腫の総称として用いられています。 症状は様々な原因が重なり、尿細管の障害・疼痛・骨折・高カルシウム血症・腎不全等その他多く挙げられます。 原因は細胞や、体内物質の障害により起こります。


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